2005-04-20
CAST:
バルジャン:山口祐一郎
ジャベール:鈴木綜馬
エポニーヌ:ANZA
ファンテーヌ:マルシア
コゼット:河野由佳
マリウス:藤岡正宏
テナルディエ:佐藤正宏
テナルディエの妻:瀬戸内美八
アンジョルラス:岸祐二
得チケでした。今回はP列の思いっきり下手側。
岸アンジョの最後の笑顔が見られない〜!…と思ってたんですが、そのおかげでとてもいいものを見ることができました。
宿屋のシーンで山口バルジャンが「♪なんだかよくわかんないけどお気持ちは立派です〜」とアドリブを入れていた。よくあの音符の中に言葉を詰め込めたな〜と思いつつ、そこまでして狙いにいかなくてもいいのにな〜と思いました。佐藤さんも瀬戸内さんもさして変なことは言ってなかった気がするんだけどなぁ。
この日はとにかく伊藤グランに全部持っていかれました。マリウスが撃たれて最後にアンジョルラスがバリケードを駆け上がるシーン。いつもは岸アンジョの微笑を追っていたので背中向きのグランテールの表情には気づかなかったのですが、伊藤グラン、あんなに切ない顔をしてたのか!睨みつけるような阿部グランとは対照的に、目を見開いて泣き出しそうな表情でアンジョルラスの胸倉をつかんで「ダメだ…」とばかりにゆっくり首を振ってるんですよ。そんなグランの胸をトンと叩いて笑顔でバリケードを駆け上がるアンジョルラス。叩かれた胸をしばらく押さえて、銃声と同時に吼えてバリケードを爆走するグランテール。
この一連のやりとりに涙出る出る。伊藤グランの砦登りがめっちゃ早いので、感情が爆発した様子がよくわかるんですよ。グランテール二人、いい役者さんですよね。どちらも大好きだ。
藤マリは二幕で「♪行け今のうちに〜 行け今のうちに〜」と歌っちゃいましたね。でもまあ、小さな歌詞ミスなので気にせず頑張ってほしいです。W嬢の話だと19日沿ソワレのカフェソングで結構大ポカやったらしいという話だったので、動揺が残っていたんでしょうか。
久々の下手だったせいか、なんだか新鮮な感じがしたソワレでした。それにつけても伊藤グランのせつなさです。
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