Team-ARAGOTO vol.1「エビ大王」(千秋楽)
2005-12-23


禺画像]
CAST:
筧 利夫
サエコ
橋本じゅん
河原雅彦
伊達 暁
佐田真由美
武田義晴
こぐれ修
円城寺あや
佐藤アツヒロ

美容院で髪をカット&カラーしてもらっていたら時間ギリギリになり、ひーひー言いつつ表参道からダッシュ。どうにか間に合いました。
で、XB列を探しながら通路を前に進んだら…あらら、最前列センターですよ!同行のW嬢と共に何故か焦って苦笑い。

というわけで開演です。
えー、実は前回敢えて脚本には触れなかったのですが、この脚本がとても嫌いでした。初回は見終わってとても不愉快で、「なんで高い金払ってお芝居見に行って不愉快になって帰って来なきゃいけないんだろう」と悲しい気持ちになったものです。徹底した女性蔑視の脚本…なんてのは別にこれだけじゃなくて歌舞伎なんかでもいっぱいあるわけで、じゃあ何が原因なんだろうとずっと思ってたんですけど、2回目観た結論としては「やっぱ演出か」と。
2度目は観てても全く不愉快じゃなかったんですよ。なんでかというと、どこでどんな演出が起こるかわかるから。どんな場面転換が起こるかわかるから。つまり、前回は台詞と台詞の間の演出があまりに「???」で、「え?フォローなし?」とか「え?そこで転換しちゃうの?」とか思いながら観てたのが、不愉快というか不完全燃焼だったのかなと。

えー、わかりやすくいえば「慣れた」のか、今回はそこそこ楽しんで観られました。何せ最前列。日天月天コンビに笑わされまくりました。パリテギちゃんに「楽しいこと」を思い出させるシーンでは河原総代がじゅんさんのヅラを完全に取ってしまい、またそれを適当に被せるもんだからもうおかしくておかしくて。サエコちゃんも落ちてましたが、瞬時に立て直したのは偉い。
対照的に筧さんは落ちてましたねー。「客席に向かって投げキスを!今日は逃がしません!」とか言われて、顔を隠したまま無茶な投げキスをしてました。

お芝居相対的には前回よりも役者の気合いが感じられて良かったです。ただ、気合い入りすぎた筧さんはラストの長台詞で珍しく涙されていて、涙してるのはいいんですが鼻から長さ約15cmに渡る鼻水がずっと垂れたままでしてね…(苦笑)
いやもう、いっそ苦悩してる最中に後ろ向いてパリテギの産着(手に持ってる)で拭いちゃえよ!とか思ったんですが、お芝居に入り込んでいる筧さんにとっては鼻水なんかどうでもいいことだったようで最後の最後、首切られるまでそのままでした。いやもう、観てるこっちはたまりません。台詞言うたびに息で鼻水がプラプラするんですよ。挙げ句パリテギちゃん抱きしめたら彼女の肩にべったりと鼻水が…!
最前列故の悲劇です。ラストシーン、最後まで笑い堪えるのに必死でしたよ。

カーテンコールでのサエコちゃんの涙に心打たれてしまいました。そうよね、初舞台ってのは一生に一回だものね…。
最後は筧さんが挨拶しつつ、千秋楽ということで「エビ大王」にちなんで「かっぱえびせん(出演者のサイン入)」を投げてくれました。頭の上を飛び越えていくえびせんをぼーっと見ていたら、ステージから伊達さんが手渡してくれました。なんていい人なんだ!と感動していたらサエコちゃんと目が合い、必死に持ってるよ!とアピールしたにも関わらずこれまた手渡し。最後にサエコちゃんの足下に一個だけ残っているのをジェスチャーで指摘したら、またもや膝の上にポンと投げてくれて、3つも…。
今回数が500ということで、3つももらうのは心苦しかったので誰のサインか見た上で(ごめんなさい)二つは場内に居て一つも貰えなかった友人にあげました。
で、一つ残したやつが頭にあるやつです。なんと!じゅんさんのサインでした。うわーいうわーい♪残りの二つはアンサンブルさんのサインとおぼしきものだったのですが、そこは取った人間の優先権として許せ、友人。

帰りはお気に入りのパスタ屋さんでご飯。幸せでございました。

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[お芝居]

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