東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(マチネ)
2005-05-07


CAST:
バルジャン:石井一孝
ジャベール:今拓哉
エポニーヌ:笹本玲奈
ファンテーヌ:マルシア
コゼット:知念里奈
マリウス:泉見洋平
テナルディエ:佐藤正宏
テナルディエの妻:森久美子
アンジョルラス:坂元健児

さあ、5月組登板です!シルビアファンテは来週になってしまうのですが、まずは石井バルジャンを見てきました。

まずは第一印象。「若い!」です。確か鹿賀さんや滝田さん辺りも初めてバルジャンを演じたのは石井さんくらいの年齢だったと思うのですが、石井さんは見た目も声も若々しいタイプの方なので特に後半はびっくりするくらい若かった。
歌は安定していて素晴らしかったです。逆に「独白」や「彼を帰して」の高音なんか安定しすぎて必死感薄く感じてしまったくらい(^_^; 聞いていてとても気持ちのいい声で、なんだか爽やかなバルジャン(笑)
囚人のシーンは若さ爆発で非常に荒々しかったと思います。「オレは!ジャンバルジャ〜ン」と名乗る所を強く歌っていて、「24653」という囚人番号で呼ばれることへの憤りを感じました。後の「独白」の「♪囚人番号つけられ オレの名前は消されて!」という歌詞に繋がっていくわけですね。
「対決」は迫力あったなー。「♪考えろジャベール!」の辺りでファンテーヌのベッドをバシッと叩く白熱の演技だったのですが、ファンテーヌにしてみれば「人が死んでる枕元で騒ぐなー!」だった気がします。今ジャベも熱いからボルテージはぐんぐん上がってました。でも最後の殴り倒す所は意外にとろかったような…。
宿屋の取引シーンでも椅子をひっくりかえす勢いがすごい!上手側テーブルの椅子の上に半分くらい乗っかってました。でもリトコゼちゃんの着替えに手間取って、「さあコゼット!おいで!」って台詞が飛んでましたね;クルクル回すのも慣れてないのか回数少なめだった気がします。
パリ以降はな〜。知念コゼ・泉見マリ・笹本エポと、キム&トゥイ(あと坂元クリス)が揃ってしまったせいか、余計にその群れに入ってるバルジャンに違和感を感じなくて、感じないことが微妙に違和感だったかも;だって石井バルジャン「達観したじいさん」でもないし全然枯れてない感じで…(失礼)「うん、そのままコゼット連れ去っちゃえよバルジャン!大丈夫だよ!」(何がだよ)みたいな。
そんなせいか「彼を帰して」が非常に生々しい感じ。他のバルジャンの「祈り」であり「願い」である歌と違って、「マリウスを家に私がなんとしても帰そう」みたいな「決意」が見えた気がします。その辺が「第二の攻撃」の「♪任せろオレが行く!」でしっかりとマリウスの肩を抱く演技とも共通していた気がします。あ、このとき強く抱き寄せられすぎて「むぎゅっ」って感じでなんだかきつそうな顔してた泉見マリウスが妙におかしかった(笑)
下水道ではあんまり何度も担ぎ変えはしてませんでしたね。石井さんも腰悪い組なのかな?山口さんは腰に持病があるから担ぎ変えをしないという話しを聞いたことがあるのですが。
ジャベールとの最後の対峙の後、随分長く舞台に残って、最後まで自分を「24653」と呼んだジャベールに向かい「どうしてわかってもらえないんだろう」と言う感じに淋しげに首を振って立ち去る姿が印象的でした。
そんなこんなで生命力に溢れたバルジャンのせいか、エピローグは正直バルジャンの演技では泣けなかった。知念コゼットで泣きましたが。マリウス見る目がとても優しい気がするのは見てる側の印象のせいかな…?

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[レ・ミゼラブル]

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